桃のシロップの話(第85回メルマガバックナンバー )

皆様、こんばんは。

フィールハートの豊福多美子です。

小さな頃、リリーの白桃の缶詰が好きでした。
滅多に食べさせてもらえなかったです。

風邪の時は特別でした。

シロップが甘くて、モモも甘くて、
食欲があまりなくても
食べられるんですよね^^

だけど、母は、

「シロップは毒やから
飲んだら絶対あかんで!」

と毎回怖い顔で言いました。

母は、栗の甘煮煮の瓶詰めの
シロップの時も同じように言いました。

私は、小さかったので、
こんな美味しいものが毒なんや、
飲んだら死んでしまうんや…

だけど、この周りについている
シロップの味は大丈夫なんだろうか?
と小さいながらにギモンに思いながら

美味しすぎるモモや栗を食べるときには
わざと考えないようにしていました。

これが、びっくりするほど、
大きくなるまで信じていたんですよね。

さすがに、死ぬとは
思わなかったのですが、

身体にものすごく悪いものが
入っていると信じていたんですよね…。

だから、栗きんとんとか作るときに、
ちょっとシロップ入れるとか・・・

ものすごくびっくりしたのです、笑

大人になって友達に話したら、

「あほちゃう?大丈夫に決まってるやん」

と言われて呆れられました。

そうですよね…。

私は何でも信じやすく、
結構長いあいだ信じている事も
多かったです。

そういえば、母は
時々そんな感じで
よく私に言っていました。

私以外の弟妹は
言われていたのでしょうか?

今度聞いてみます、笑

小学一年になる前のころ、
学校に行くにあたって、
注意されました。

「トラックに轢かれたら、
せんべいになるからな!」

とまた怖い顔で言うのです。

「せんべいになったらどうなるん?」

と尋ねる私に、母は

「せんべいのまま戻らへん!」

ときっぱり言うのです。

死ぬという事がイマイチわからない
子供にはせんべいも充分効き目が
あって怖かったです。

トラックの大きなクラクションが、
子供の私にはせんべいをイメージして
いつも震えていたのを思い出します。

まぁ、母は、モモのシロップの件も、
トラックの件も、気をつけなさいと
いう事が言いたかった今となれば、
わかりますけど…笑

母の発想は、どんなことも
ユニークなのですが、

子供の私には本気か冗談か
全くわからないのでした。

子供時代に親から何度も
言われるとしらないうちに、
刷り込まれていきます。

今、自分の理由がわからないけど、
こんな風に感じてしまう・・・

というものがおありの方は、
もしかすると子供時代の影響を
受けているかもしれません。

気になることがある方は
ぜひお越しくださいね。